No.21 スラチャイ・ジャンティマトン短編集


スラチャイ・ジャンティマトン
荘司和子訳

「水牛のように」で連載したいくつかの短編をまとめたもの。

『何の花だ?』の序文(2007/8 /1 公開)
「何の花だ?」(2007/8 /1 公開)
「窓」(2007/8 /1公開)
「孤独」(2007/8 /1公 開)
「路傍の放浪者」(2007/8 /1 公開)


No.20 しもた屋之噺


杉山洋一

水牛で連載中の「しもた屋之噺」、これまでの総集編。
TTZ制作は「ミラノ日記」と同じく浜野智の早技です。

「しもた屋之噺」TTZ版(2005/1/1公開)

●TTZ版は縦書きの電子ブックです。ご覧になるはは、T-Timeが必要です。ここからダウンロードしてください。




No.19 ミラノ日記


杉山洋一

水牛で連載の「しもた屋之噺」の杉山洋一の日記。
TTZ制作の浜野智による推薦のことば。杉山さんの日記の美質の1つは「静かさ」にある。押しつけがましい自己宣伝、自己暴露の類はかけらもなく、淡々と記述されていく。そして、その中に「人間をつかみとる確かな眼」がある。いかにも音楽家らしく、文章の「音(おん)の美しさ」もきわだっている。

「ミラノ日記」TTZ版(2004/12/1公開)

●編集は浜野智さん。




No.18 女たちの同時代
北米黒人女性作家選 

(朝日新聞社刊)

選者藤本和子による解説

1981年10月からほぼ1年をかけて、全7巻が刊行。巻末に掲載された選者による解説文を公開する。

第一巻『青い眼 がほしい』より「過去を名づける」(2003/11/1公開)
第二巻『獅 子よ藁を食 め』よりた ましずめの歌」(2003/12/1公開)
第三巻『死 ぬことを考え た黒い女たちのために』より「喉をつまらせている女たち」(2004/1 /1 公開)
第四巻『強 き性、お前の 名は』より「新たなる沈黙に声を」(2004/2/1公開)
第五巻『メ リディアン』より「衰弱そして再生」(2004/3/1公開)
第六巻『真 夜中の鳥たち』より「体験の存在空間」(2004/4/1公開)
第七巻『語 りつぐ』より「反悲劇」(2004/5/1公開)





No.17 音楽と旅と出会い


数住岸子
「『岸子頌』響ホールの数住岸子」より 1998年6月1日発行

1995年4月1日から1966年3月30日まで、23回にわたって「リビング北九州」に連載されたエッセ イ。数住岸子はバイ オリニスト。45歳で亡くなる1997年までの5年間は北九州市響ホールの音楽監督をつとめた。

「音楽と旅と出会い」HTML版(2003/8 /1 公開)





No.16 ロベルト・シューマン


高橋悠治
『ロベルト・シューマン』より 青土社 1978年6月5日初版発行

シューマンとその時代を1977年の状況の中にとらえ直し、現代における〈音楽〉の意味を問う

「ロベルト・シューマン」HTML版(2003/7/1公開)




No.15 Journey of Opennness
(an interview)

Ong Keng Sen

2002年6月にベルリンの世界文化の家でひらかれたIN TRANSITフェスティバルは、異 文化間の対話によって21世紀芸術の変革をめざしている。
その企画者として迎えられたシンガポールの演出家オン・ケンセンの方法論をめぐる インタビュー第二弾

英語版(原文)HTML版(2002/10 /1 公開)




No.14 砂漠の教室――イスラエル通信

藤本和子
河出書房新社 1978年11月25日発行

ヘブライ語を学びにイスラエルに滞在した著者が、〈教室〉の内と外で見聞し思考する様々のユダヤとアラブ、 ヨーロッパとアジ ア、様々な人々が肩に負う歴史について書いたもの。

『砂漠の教室』HTML版(2003/5 /1 完結)



No.13 A Composer's Travel Journal

Hyo-shin Na

西洋音楽の教育を受けた韓国生まれでアメリカに住む作曲家が 韓国伝統音楽を再発見し パンソリ(全羅道に伝わる 語り物)歌手の家 に住み込みで修業するまでの記録

英 語 版(原文)HTML版(2002/9/1公開)
日本語訳 HTML版(2002/10/13公開開始)



No.12 Search for Hamlet(ハムレットをもとめて)
(an interview)

Ong Keng Sen

多文化間の協同作業や現代史ドキュメントの実験的再構成で知られる
シンガポールの演出家オン・ケンセンが、ハムレットの城といわれる
デンマークのクロンボルグ城で、アジア人とヨーロッパ人の
俳優や舞踊家による ハムレットのいないハムレット劇を演出する

英語版(原文)HTML版(2002/9 /1 公開)



No.11 詩集『いと、はじまりの』

小沼純一
思潮社 1994年10月25日発行

小沼純一さんの3冊目で(いまのところ)最後の詩集。

『いと、はじまりの』HTML版(2002/8 /1 公開)



No.10 「Music Research in Asia

(Talk for the Koizumi award)

Jose Maceda
1992年5月22日

ホセ・マセダはフィリピンの作曲家で音楽学者。
これは小泉文夫音楽賞受賞の記念講演。


英語版(原文)HTML版(2002/5 /1 公開)



No.9 「MAHA-SVARA
(Ultimate Sound)

Slamet A. Sjukur
Kompas-Minggu 1995年1月8日
初出はインドネシア語、英語訳は著者による


英語版(原文)HTML版(2002/4 /1 公開)




No.8 「'Microphonism' drowns out performing arts」

Slamet A. Sjukur
ジャカルタポスト 2000年5月6日

スラマット・アブドゥール・シュークルはインドネシア前衛音楽の長老。

英語版(原文)HTML版(2002/3 /1 公開)



No.7 『カラワン楽団の冒険 生きるための歌』

ウィラサク・スントンシー 荘司和子訳
晶文社 1983年7月15日発行

カラワンとはキャラバンの意味。
「人と水牛」で知られるタイの人気バンドのメンバーの回想記。
「ぼくらは、1973年のタイ民衆の闘争のなかから生まれ育った。
ぼくらは、不公平な社会を痛烈にたたく。あらゆる権力を断固否定する。
機械が大きな唸り声をあげているこの時代に、
ぼくらは牛車を駆ってすすむ第三世界の貧民キャラバンだ。」

『カラワン楽団の冒険』HTML版



No.6 詩集『アルベルティーヌ・コンプレックス』

小沼純一
七月堂 1992年4月20日発行

小沼純一さんの2冊目の詩集。

『アルベルティーヌ・コンプレックス』HTML版(2002/2 /1 公開)



No.5 詩集『し あわせ』

小沼純一
思潮社 1989年8月1日発行

小沼純一さんは音楽評論家。『ピアソラ』『武満徹 音・ことば・イメージ』『アライヴ・イン・ジャパン 日本で音 楽する外国人た ち』などの著作があるが、詩集も3冊出版している。『し あわせ』は最初の詩集。

『し あわせ』HTML版(2002/1 /1 公開)



No.4 「MULTICULTURALISM: SOURCES AND OPPORTUNITIES」

KRISHEN JIT
2001年8月

クリシェン・ジットはマレイシアの演劇人。
ピーター・ブルックの「マハーバーラタ」とオン・ケンセンの「リア」を例にとってマルチカルチュラリズム(文化多元主 義)を論じている。
サルドノのものと同じく「アート・サミット・インドネシア3、2001」の一環として開催された、「現代舞台芸術につい ての国際セミナー」 (2001.9.14-16)で発表された。

英語版(原文)HTML版(2001/12 /1 公開)


No.3 「HANUMAN, TARZAN, PHITECANTHROPUS ERECTUS」

SARDONO W. KUSUMO
2001年8月

サルドノ・W・クスモはインドネシアの舞踊家・振付家・思想家。
会うたびにいろいろなアイデアを語って驚かせてくれる。
「アート・サミット・インドネシア3、2001」の一環として開催された、「現代舞台芸術についての国際セミナー」 (2001.9.14-16)で発表さ れたもの。

英語版(原文)HTML版(2001/10 /1 公開)

日本語訳 HTML版(2001/11 /1 公開 2003/3/1改訂)


No.2 『塩を食う女たち――聞書・北米の黒人女性』

藤本和子 著
晶文社 1982年10月30日発行

「黒人として、女として自らを生みだしてきた女たちの声。先入観やせっかちな判断を頭から払いのけて、わたしはじっと 耳を傾けたかっ た。彼女らの驚くべき雅量と、率直さと、暮らしの要素を意識化する能力なしには、この報告も書けなかったことだろう。聞 くという行為の一つの結果としての この報告を可能にしたのは、いうまでもなく彼女たちである」(あとがきより)

『塩を食う女たち――聞書・北米の黒人女性』HTML版


No.1 『ジット・プミサク――戦闘的タイ詩人の肖像』

荘司和子 編訳
鹿砦社 1980年12月10日発行

ジット・プミサクはタイの傑出した詩人・言語学者・歴史学者。
長い虜囚生活を終えて、半年後の1966年5月、わずか33才で、タイ解放の戦士として射殺された。その詩、同志たちの 追憶、家族からの聞き書きなどで、 ジットの肖像を日本ではじめてあきらかにした本です。ジットの「いきるための芸術」という思想は水牛にもつよい作用をお よぼしました。

この本をジットの詩とそれ以外の文章にわけてまとめました。


『ジット・プミサク詩集』HTML版(2001/7 /1 公開)

『ジット・プミサク詩集』TTZ版 (47K) (2001/7/1公開)

                   
『ジット・プミサク――戦闘的タイ詩人の肖像』HTML版(2001/8/1公開)

『ジット・プミサク――戦闘的タイ詩人の肖像』TTZ版(62k)(2001/8/1公開)





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